「フィフス・エレメント」 監督 リュック・ベッソン  キャスト ブルース・ウィリス、ミラ・ジョヴォヴィッチ  FFビデオ制作

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 2214年、巨大なエネルギー体が地球に接近しつつあった。コーベン・ダラスの運転するタクシーに突っ込んでくる赤い髪の少女。コーベンは彼女リールーを神父の元へ届けるが、そこでリールーこそ地球存亡のカギを握ると知らされる。一方、地球の危機を救うための4つの石が、惑星フロストン・パラダイスでコンサートを行う異星の歌姫ディーヴァに託されている事が判明。特殊部隊の精鋭でもあったコーベンはリールーを連れていく事になるが、敵の手がすぐそこまで伸びていた。

個性的な世界観があります。テーマは愛、相手のために命を投げ出します。

SEXは余禄。愛とSEXは別物ですから。混同すると意味がわからなくなります。あくまでSEXは恋愛の最終目的で快楽を得るもの、子孫繁栄とセットになっていて人類の子孫を残すもの。人間にとって最も大切なものです。

戦争には「愛」が存在しないのでしょうか。 戦争とは本質的に人間同士が殺し合うもの。 戦地では、顔を見たこともない、顔も見えない敵と殺し合う、血で血を洗う戦闘が待っています。 戦争には愛は存在しない、存在しえないのでしょうか。私は愛が存在するから戦うのだと考えます。愛する故郷と家族、恋人を守るために太平洋戦争に出陣された人たちを知っていますよね。人のために命をささげる行為ですから戦争は「愛」のために命をかけて戦うことだと思います。傭兵の場合はお金のためですから違います。

戦争はしないほうがいいに決まっています。戦争は国家間の争い、領地を守るために戦います。

しかし、どこにもいる理不尽な人たち、職場や地域、学校でも。また、理不尽な国家がちょっかいを掛けてきたときにどうするかです。近頃目につく話し合いでは到底解決ではない相手ですね。

言いなりになるのか戦うのか。戦争反対を唱えるなら腹をくくること、攻めてきたときに攻撃をしないで戦争反対のデモで応じるのか、戦うのか。どちらを選ぶか。戦争はだれもが反対です。問題は理不尽な相手が攻めてきたときにどうするのか、自分の考え方を決めるときです。万一のときは恐らくどちらかを選ぶことになると思います。事前によく考えて準備しておかないと本番の時に役に立たないのは当然です。

そんな愛する人のために命をかけることを考えさせてくれる作品でした。映画のテーマはやはり本質部分をきちんと描くことですね。人それぞれ感じ方は様々ですから「愛」の本質をズバッと描かないと勝手な解釈をされては困りますから。

 

 

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